突然の起動不能から復活！データ救出＋SSD化で快適性大幅向上【dynabook修理事例】

大阪市都島区からご来店いただいたY様の修理事例をご紹介します。

お客様の症状・機種

機種： dynabook T554/45K（型番：PT55445KBVB53）
症状： 長年使用していたノートパソコンが突然Windowsを起動しなくなった

診断結果

診断の結果、原因はハードディスク（HDD）の物理的破損でした。

ハードディスクは時間の経過や衝撃によって故障しやすい部品です。まるで機械式の時計のように、内部で回転する部品があるため、ある日突然動かなくなることも珍しくありません。

お客様が最も心配されていたのは、「大切な写真や仕事のデータが取り出せるかどうか」という点でした。

そこで今回は、「データ復旧」と「SSD交換修理」をセットでご提案いたしました。

修理の流れ

ステップ1：データ復旧作業

まず、破損したハードディスクからデータを抽出する作業を行いました。

当店では専用の復旧機材を使用し、読み取り可能な部分から丁寧にデータを救出します。例えば、本の一部のページが破れていても、残りのページは読めるのと同じように、ハードディスクの一部が壊れていても、無事な部分からはデータを取り出すことができます。

結果： Y様のハードディスクは重度の損傷ではなかったため、重要なデータの大部分を復旧することができました。保存されていた写真や書類も確認でき、お客様にも安心していただけました。

ステップ2：SSD交換による高速化

次に、パソコンを今後も快適にお使いいただけるよう、ハードディスクを**SSD（ソリッドステートドライブ）**に交換しました。

SSDの特徴：

• 従来のHDDに比べて読み書き速度が大幅向上
• 起動やソフトの動作が軽快になる
• 衝撃に強く、持ち運びに適している

特にdynabook T554シリーズは年式的にHDDモデルが多いため、SSD化による体感速度の向上は非常に大きなメリットとなります。

ステップ3：環境の復元

1. Windowsを再セットアップ
2. 必要なドライバーや更新を適用
3. 復旧したデータを新しいSSDに移行

これにより、修理前と変わらない環境でお使いいただけるように仕上げました。

修理後の変化

電源を入れてからデスクトップが表示されるまでの時間が大幅に短縮され、お客様からは**「新品のように快適になった」**とお喜びの声をいただきました。

HDD破損から守るための予防策

今回のように突然HDDが壊れるケースは決して珍しくありません。

特に注意が必要な時期：

• パソコンを5年以上使用している場合
• 異音（カリカリ、カタカタ音）がする場合
• 起動が遅くなってきた場合

予防策：

1. 定期的なバックアップ – 最も重要な対策
2. 予防的SSD交換 – 故障前に交換することで安心
3. 定期的な診断 – 早期発見で被害を最小限に

修理のポイントまとめ

対象機種： dynabook T554/45K（PT55445KBVB53）
実施内容：

• ハードディスク破損によるデータ復旧
• SSD交換による高速化修理

結果： データを守りながら、パフォーマンスも大幅に向上

最後に

当店では「データ復旧」と「SSD換装」をセットでご依頼いただくケースが増えています。これは、大切なデータを守りつつ、パソコンを快適に延命できる修理方法として、多くのお客様に支持されているからです。

こんな症状が出たら要注意：

• パソコンが起動しない
• 動作が遅い
• 異音がする

早めの診断が重要です。症状が軽いうちに対処することで、データの完全復旧の可能性が高まり、修理費用も抑えることができます。

大阪市都島区をはじめ近隣エリアでパソコン修理やデータ復旧をご検討の方は、ぜひ当店までご相談ください。